- SharePoint Online、Exchange Online、OneDrive for Business、Microsoft Teamsのバックアップ
- 包括的な情報を表示する一元管理インターフェイス:バックアップサービス、ストレージ消費、データ転送履歴のリアルタイムおよび履歴による保護
- 非管理者ユーザー権限にデータのバックアップ、復元、削除を割り当てる、DSM管理者のための権限委任
- 簡単なバックアップタスク管理と、新規作成アカウントとサイトの自動検出
- 無制限のリカバリ ポイントに対応したスケジュール、手動、継続的なバックアップ/保存ポリシーの柔軟なバックアップ
- 単一のインスタンス化テクノロジーとブロック レベルの重複排除により最適化されたストレージ効率
アプリケーション コンポーネント
管理コンソール
機能
仕様
- 以下のプランにバックアップを提供:Microsoft 365 Business、Enterprise、Education、および Exchange Online
- 21VianetによるMicrosoft 365とMicrosoft 365のエンドポイントをサポート
- バックアップ
- 各種Microsoftサービスのバックアップをサポート:
- OneDrive for Business:ファイル、共有権限、および 最終変更日時などの対応する metadata
- Exchange Online:メール、添付ファイル、およびフォルダ構造、連絡先、およびカレンダーをその添付ファイルと共に
- SharePoint Online:ドキュメント ライブラリおよびサイトと個人サイトのリスト
- Microsoft Teams:オリジナルのフォーマット、絵文字、ステッカー、および設定 (メンバーとゲストの権限) による投稿
- タスク別のテナント内のすべてのユーザーまたは選択されたユーザーのバックアップをサポート
- 複数のテナントのバックアップをサポート
- 3種類のバックアップ ポリシーをサポート:スケジュール済、マニュアル、および連続バックアップモード
- 2種類の保持ポリシーをサポート:指定の期間またはすべてのバージョンを保持
- 帯域消費を制限するために、アカウントとファイルに独自の同時バックアップ制限をサポートします。RAM容量に基づいた最大値:
- 2 GB以下:20
- 2 GB~4 GB:40
- 4 GB~16 GB:50
- 16 GB以上::60
- ストレージの効率性
- 単一インスタンス化:同一のコンテンツをもつファイルは、一度しか転送されず、ひとつのコピーだけがSynology NASに保存されます
- ブロックレベルの重複排除:Btrfsボリューム (暗号化された共有フォルダを除く) に保存されたファイルは、旧バージョンに従って重複排除
- 対応リスト:
- 各種Microsoftサービスのバックアップをサポート:
単一インスタンス化 | ブロックレベルの重複排除 | |
---|---|---|
OneDrive | O | O |
メール/アーカイブ メールボックス | 添付のみ | X |
連絡先 | X | X |
カレンダー | 添付のみ | X |
SharePoint | ドキュメント ライブラリと添付のみ | ドキュメント ライブラリと添付のみ |
チーム | X | X |
- 管理
- 包括的な情報を表示する一元化されたコンソール:各サービス、ストレージ消費、データ転送履歴のリアルタイムおよび履歴的なバックアップ
- OneDrive for BusinessおよびExchange Online向けのアカウント検索:新しいアカウントが、バックアップ用に自動的に選択
- SharePoint用のサイト検索:新しいサイトおよび個人のサイトが、バックアップ用に自動的に選択
- Microsoft Teams用のチーム検索:新しいチームが、バックアップ用に自動的に選択
- Synology NASに保存されたバックアップ データの一括削除をサポート
- バックアップの完了、失敗、またはキャンセルの場合、およびバックアップの領域が不十分な場合に通知
- バックアップ、復元、アカウント検索、設定変更を記録するログを提供します。ログはCSVファイルにエクスポートできます。
- 多要素認証をサポート
- 推奨モデル
制限事項
- 2.2.1 以前のバージョンで削除されたタスクは再リンクできません
- いくつかのオブジェクトはバックアップ対応でないか、あるいは特定の状況下でバックアップされません。
- OneDrive
- "#SynoVersionRepo"、"#SynoRepo"、または "#SynoVersions" を含む名前またはパスのあるファイルおよびフォルダ
- 4,016 文字より長い DSM パスを持つファイルおよびフォルダ
- バックアップ先で 255 文字を超える名前を持つファイルおよびフォルダ
- 暗号化されたバックアップ先上で 143 文字を超える名前を持つファイルおよびフォルダ
- [私と共有済み] に保存されたファイルとフォルダ。
- メール
- パブリック フォルダのメールボックスと社内 Exchange メールボックス (ユーザーメールボックス、共有メールボックス、アーカイブメールボックス、リソースメールボックス、サイトメールボックスがバックアップ対象)
- Reference Attachment (参照添付ファイル):OneDrive for Businessまたはその他のサポートされるストレージ場所にあるフォルダまたはファイルへのリンク。これらは、イベント、メッセージ、Outlookタスクあるいは投稿にしばしば添付されています。
- フォルダ内に連絡先やカレンダーがある場合の [削除済みフォルダ] 内のメール
- 注
- 連絡先
- [個人用の連絡先] 以外のすべての連絡先 (例えば、フォルダ構造、[グループ]、[ディレクトリ] など)
- Outlookの [人物] の連絡先リスト
- [削除済みフォルダ] の連絡先
- カレンダー
- 1970/01/01 より前または 2070/01/01 以降のカレンダー イベント
- フォルダ構造 (すべてのカレンダーが [すべてのカレンダー] の下に表示されます)
- [削除済みフォルダ] のカレンダー
- 他のカレンダーから共有されているカレンダーイベント
- SharePoint
- SharePointサイトの権限設定 (ドキュメント ライブラリの権限設定もバックアップ可能)
- 検索できない SharePoint サイト (サイトを検索可能にする方法
- 2 種類のカラム:[検索] および [個人またはグループ]
- アンケート用の [アンケート オプション]
- サイト、リストおよびカラムのタイトルと説明など、SharePoint サイト上の非デフォルト言語のユーザー インターフェース要素
- リストとドキュメント ライブラリの次の設定
- ドキュメント バージョン履歴 (ドキュメント ライブラリのみ)
- アイテム バージョン履歴 (リストのみ)
- ドキュメント テンプレート (ドキュメント ライブラリのみ)
- ブラウザでドキュメントを開く (ドキュメント ライブラリのみ)
- 独自の送信先 (ドキュメント ライブラリのみ)
- サイト アセット ライブラリ (ドキュメント ライブラリのみ)
- ダイアログ
- インデックスの自動管理
- 検証の設定
- 対象ユーザーの設定
- 評価の設定
- RSS設定
- コンテンツタイプ
- チーム
- 21Vianet で操作する Microsoft 365のチーム
- 1対1 のチャット
- プライベート チャンネル設定
- パブリックのチームとチャンネルの以下の設定:
- チームの写真
- チーム コード
- タグ
- SharePointに保存されないアプリケーション (例えば、アンケート)
- 分析
- OneDrive
復元ポータル
機能
- バックアップ タスク全体ではなく、単一のメール、ファイル、連絡先、カレンダー、ドキュメント ライブラリ、リスト、およびチーム投稿を復元またはエクスポートする復元プロセスを促進
- キーワード検索でバックアップ データのフィルタリングとプレビューをサポート
- IT部門の負担軽減のために、権限委任とセルフサービス復元をサポート
- Microsoft Azure ADユーザーがMicrosoft 365の資格情報でサインインすることを許可
仕様
- ユーザーの権限
- エンド ユーザーがActive Backup for Microsoft 365 Portalにサインイン可能
- 管理者または復元権限を持つユーザーは、全ユーザーのバックアップデータの復元とダウンロードが可能
- 管理者または復元権限を持たないユーザーは自身のデータの復元とダウンロードだけが可能
- データの復元
- OneDrive:ディレクトリ内の選択したファイルまたはフォルダを共有権限と共に復元することをサポート
- メール:選択したメール、単独のメールフォルダ、またはアカウント/メールボックス全体の復元をサポート
- 連絡先:選択した連絡先の復元をサポート
- カレンダー:選択したカレンダー イベントの復元をサポート
- SharePoint:選択したドキュメント ライブラリおよびリストを、ドキュメント ライブラリの共有権限と共に復元することをサポート
- Teams:選択した投稿およびチーム/チャンネルのメンバーを、その権限と共に復元することをサポートします。複数のチャンネルにわたる複数の投稿をHTMLフォーマットで復元可能
- データのエクスポート
- OneDrive:単一のファイルまたはフォルダのエクスポートをサポート
- メール:選択したメールとその添付、単独のメールフォルダ、またはアカウント/メールボックス全体の、EMLまたはPSTファルへのエクスポートをサポート
- 連絡先:選択された連絡先のCSVファイルへのエクスポートをサポート
- カレンダー:選択されたカレンダー イベントのICSファイルへのエクスポートをサポート
- SharePoint:選択されたドキュメント ライブラリのサポートをサポート
- Teams:複数のチャンネル全体で選択された投稿のHTMLファイルへのエクスポートをサポート
- バックアップデータのプレビュー
- メール:Eメール コンテンツのプレビューをサポート
- 連絡先:連絡先情報のプレビューをサポート
- Teams:投稿コンテンツのプレビューをサポート
- コンテンツ検索
- メール:送信者、受信者、件名、キーワード、日付、添付の内容によるメールのフィルタリングをサポートします。サポートされる添付ファイル タイプは以下のとおりです。
- .page/.key/.numbers
- .rtf
- Microsoft Office形式 (例:.docx/.doc、.pptx/.ppt)、Microsoft Excelファイル形式 (.xlsx/.xls) は除く
- テキスト ファイル (例:.cpp、.c、.txt)
- .epub
- .lit
- .mobi/.azw3/.pdb/.prc
- .rar
- .chm
- .slk/.gnumeric
- .eml/.msg
- .7z/.bz2/.gz/.zip/.tgz/.tbz/.tar
- OneDrive:ファイル名によるファイルのフィルタリングが可能
- 連絡先:メールアドレスによる連絡先のフィルタリングが可能
- カレンダー:組織、タイトル、場所によるカレンダーのイベントのフィルタリングが可能
- SharePoint:題名、説明、内容によるドキュメント ライブラリ、リスト、ファイルのフィルタリングをサポート
- Teams:著者、内容、および投稿が会話のスレッドを含んでいるか否かによって投稿をフィルタリングすることをサポート
- メール:送信者、受信者、件名、キーワード、日付、添付の内容によるメールのフィルタリングをサポートします。サポートされる添付ファイル タイプは以下のとおりです。
制限事項
- クロステナントの復元はサポートしていません
- 以下の変数は、コンテンツ検索でサポートされません。
- ストップワード (大文字小文字を区別しません):「a」、「an」、「and」、「are」、「as」、「at」、「be」、「but」、「by」、「for」、「if」、「in」、「into」、「is」、「it」、「no」、「not」、「of」、「on」、「or」、「such」、「that」、「the」、「their」、「then」、「there」、「these」、「they」、「this」、「to」、「was」、「will」、「with」。
- シンボル:例えば、「@」、「#」、「*」、「,」、「/」、「\」
- 句読点:例えば、「!」、「?」、「:」
- 絵文字
- 連絡先の誕生日、記念日などの日付
- SharePoint Onlineの日付または数値
- 正規表現
- 以下の状況下では、データは復元できません。
- OneDrive:
- ファイル名が "permission" である
- SharePoint:
- 復元されたフォルダまたはファイル パスが 400 文字を超えている
- OneDrive: