Glacier Backup
DSM バージョン
Glacier Backup
機能
- Synology NASのスペースを節約し、データ損失を避けるための不測事態対応計画を策定すべく、Amazon Glacierをファイルの専用バックアップ先としておよびそこからの復元のために使うよう設計しました。
仕様
- サポートされているAmazon Glacierリージョン:
- 米国東部 (北バージニア、オハイオ)
- 米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)
- 南アメリカ (サンパウロ)
- カナダ (中部)
- EU (アイルランド、フランクフルト、ロンドン、パリ、ストックホルム)
- アジアパシフィック (東京、ソウル、シンガポール、シドニー、ムンバイ)
- 中国 (北京、寧夏回族自治区)
- 最大マルチパートアップロード パートサイズ:512 MB
- データセキュリティのためのファイル転送暗号化
- 同じバックアップタスク内でのファイルレベルの増分バックアップおよびファイルベースの重複排除
- このオプションを有効にすると、ソースからファイルが削除されたときにもバックアップ先にバックアップされたファイルを残すオプション
- バックアップタスクを毎時、毎日、毎月、毎年の特定日時に実行する柔軟なオプション
- バックアップされたファイルとフォルダーのブラウズ、管理、復元、削除のための集中化コンソール
- タスクイベントと時間の詳細情報をもったエクスポート可能なログ
- ファイルすべてあるいは特定のファイルをSynology NASに復元が可能
- 削除されたバックアップタスクが自身のAmazon Glacierアカウントに保存されていれば取り出しが可能
- 過去90日以内にアップロードされたデータを削除するときには、ファイルをアップロードしたときから90日後に自動的に削除するようにタスクが予約されます。これにより、90日以内のデータを削除する費用を軽減することができます
制限事項
- Amazon Glacier Deep Archiveには対応していません
- リージョンGovCloud USには対応していません
- バックアップタスク名:1~32文字の Unicode 文字 ( ! " # $ % & ' ( ) * + , / : ; <= > ? @ [ ] \ ^ ` { } | ~を除く)
- 復元にかかる時間はネットワーク環境とクラウドサービスに大きな影響を受けますが、平均して4~5時間を要します
- 復元する先の共有フォルダーの名前が変更されたり削除されると復元が失敗します
- 復元されたタスクのバックアップには対応していません
- Glacier Backupタスクが実行されている間は、Hyper Backupなどの他のバックアップアプリケーションを実行させることはできません
- バックアップ元または復元先としてリモート フォルダを使用することはできません
- Glacier Backupに関するより詳細な規則と制限につぃては、こちら を参照してください