Cloud Sync
Cloud Sync を使用すると、ご使用の Synology NAS と、以下の例のような複数のパブリック クラウド サービス間でファイルのシームレスな同期や共有を行うことできます。
- Synology C2 Object Storage
- Alibaba Cloud Object Storage Service (OSS)
- Azure Storage
- Backblaze B2
- Baidu Cloud
- Box
- Dropbox(Dropbox for Business も含む)
- Dropbox チーム スペース (Dropbox Business)
- Dropbox のチーム スペース用 API の更新により、ユーザーは新しいタスクを作成できなくなりました。また、すでにタスクを作成しているユーザーは、ローカル パスで行った変更を Dropbox チーム スペースのルート フォルダと同期できない場合があります。詳細はこのチュートリアルを参照してください。
- Google Cloud Storage
- Google Drive(Google Workspace のマイ ドライブを含む)
- Google Shared Drive
- hicloud S3
- HiDrive
- JD Cloud Object Storage Service (OSS)
- MegaFon MegaDisk
- Microsoft OneDrive (OneDrive Personal Vault を除く)
- Microsoft OneDrive for Business
- Microsoft SharePoint Online(ドキュメント ライブラリのみ)
- OpenStack Swift 対応クラウド サービス(RackSpace、RackSpace UK も含む)
- S3 ストレージ(Amazon S3 対応クラウドサービス)
- Tencent Cloud Object Storage (COS)
- WebDAV
- Yandex Disk
新しい接続の作成
Synology NAS とパブリック クラウド サービスの間でファイルを同期するには、ユーザー認証情報を使用して Cloud Sync との接続を確立し、サービス プロバイダーとリンクする必要があります。
新規接続を作成する:
- Cloud Sync のユーザー インターフェイスで、左上隅にある [作成] アイコンをクリックしてウィザードを起動します。
- ファイルを同期するパブリック クラウド サービスを選択し、[次へ] をクリックします。
- Synology C2 Object Storage:Access key、Secret key、Bucket name を入力します。
- Baidu Cloud、Box、Dropbox、Dropbox チーム スペース、Google Drive、HiDrive、MegaFon MegaDisk および Microsoft OneDrive (OneDrive for Business およびSharePointを含む):お使いのユーザー認証情報を使用してサインインします。
- WebDAV:サーバー アドレス、アカウント、パスワードを入力します。サーバー アドレスは、以下で指定されている形式に従う必要があります。
- 対象の WebDAV server の http または https URL をコロンの後にカスタム ポート番号とともに入力します。例:http://mywebdavserver.synology.me:5005 または https://mywebdavserver.synology.me:5006
- URL が http または https を表示しない場合、Cloud Sync は http 経由でサーバーに接続します。
- ポート番号が URL で指定されていない場合、Cloud Sync は http 接続でポート番号 80 にアクセスし、https 接続でポート番号 443 にアクセスします。
- パスは、URL に添付されることが可能です。例:https://mywebdavserver.synology.me:5006/webdav/フォルダ
注:入力されたアドレスは「.」または「..」を含むことができないのでご注意ください。
- Yandex Disk:アカウントとパスワードを入力します。アプリのパスワードは Yandex によって要求されます。(詳細)
- Google Cloud Storage:お使いのユーザー認証情報によってサインインし、次に Project ID と Bucket name を入力します。
- Google Shared Drive:ユーザーの資格情報でサインインし、共有ドライブを 1 つだけ選択します。
- Microsoft SharePoint Online:ユーザーの資格情報でサインインし、いずれかのサイトからドキュメント ライブラリを 1 つだけ選択します。
- RackSpace:ユーザー名と API Key を入力し、次のページで場所と Container を選択します。
- OpenStack Swift 対応クラウド サービス:Identity Server アドレスを入力し、サーバーがサポートしている KeyStone プロトコルのバージョンを選択します。
- バージョン 1.0:ユーザー名および API Key を入力します
- バージョン 2.0:ユーザー名、パスワード、Tenant ID、Tenant name(オプション)を入力します。
- バージョン 3.0:ユーザー名、パスワード、Tenant ID、Tenant name(オプション)、Domain ID、Domain name(オプション)を入力します。
- ID サービスを経て、次のページで場所と Container を選択できます
- S3 Storage:サーバーを選択し(Amazon S3、Amazon S3 China またはサーバーアドレスを直接入力してください)、次に、Access key、Secret key、Bucket name を入力します。ユーザー指定の S3 サービス ホストを入力する場合は、[S3 サーバー アドレス] フィールドに、「s3.amazonaws.com」または「api.suite-stockage-cloud.sfrbusinessteam.fr」のように入力します。
- hicloud S3:Access key、Secret key、Bucket name を入力します。
- Azure Storage:サーバーを選択し、Blob Storage Access key を入力して、Blob Container を選択します。
- Backblaze B2:keyID とアプリケーション キーを入力し、Bucket を選択します。
- Alibaba Cloud OSS:Access key と Secret key を入力し、Bucket を選択します。
- Tencent Cloud COS:Secret ID と Secret key を入力し、Bucket を選択します。
- JD Cloud OSS:地域を選択し、Access key と Secret key を入力し、Bucket を選択します。
- 認証が完了したら、次のフィールドを記入して [次へ] をクリックします。
- 接続名:この名前は接続リストに表示されます。
- ローカル パス:ローカル フォルダを選択します。このフォルダ内すべてのディレクトリとファイルがリモート フォルダに同期されます。
- リモート パス:リモート フォルダを選択します。このフォルダ内すべてのディレクトリとファイルがローカル フォルダに同期されます。
- 同期方向:同期は、[双方向]、[リモートでの変更のみをダウンロードする]、または [ローカルでの変更のみアップロードする] のいずれかを選択します。
- [データ暗号化] をチェックし、クライアント側のデータ暗号化を有効化します。
- 必要に応じて、[同期元フォルダでファイルを削除しても同期先フォルダではファイルを削除しない] をチェックします。
- スケジュール設定:このセクションに行きファイル同期のスケジュールを有効化してください。
- 同期設定をさらに調整するには、[詳細設定] をクリックします。
- 特定のファイルを同期しないようにするには、最大ファイルサイズの上限を設定するか、特定のファイル名またはファイル名の拡張子を除外する、または同期しないフォルダのチェックマークを外します。
- フォルダ:同期しないサブフォルダのチェックマークを外します。
- 最大ファイル サイズ:ファイルが指定したサイズよりも大きい場合は同期されません。
- ファイル名:指定されたファイル名を持つファイルは同期されません。
- ファイル拡張子:指定した拡張子を持つファイルは同期されません。*.[拡張子] を表に追加します。例:*.iso。
- 特定のファイルを同期しないようにするには、最大ファイルサイズの上限を設定するか、特定のファイル名またはファイル名の拡張子を除外する、または同期しないフォルダのチェックマークを外します。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
注:
- 各ユーザーの認証情報は、ひとつの接続を作成することにのみ使用できます。異なるユーザー認証情報で複数の接続を作成することは可能ですが、同じユーザー認証情報で接続を重複することはできません。
- [ローカルの変更のアップロード専用] または [双方向] を [同期方向] に選択した場合、Cloud Sync は選択されたフォルダ内にあるすべてのサブフォルダとファイルを同期します。
- Baidu の制限上、ファイルの同期は Baidu Cloud ストレージの [マイ アプリケーションのデータ] > [Cloud Sync] フォルダのみに行うことが可能です。フォルダあたりのストレージの制限は 100 GB です。
- ピリオド(.)またはスペースで終わるファイル名またはフォルダ名は、「ファイル名._DiskStation_変更日_TailCharacterConflict」のように名前が変更されます。
- WebDAV を介して Cubby を使用する場合、ファイルを含むフォルダを削除すると、同期後に Cubby サーバーがそのファイルを再作成します。たとえば、「フォルダ /A」を削除したとすると、Cubby はフォルダとそのコンテンツを「フォルダ /a」としてダウンロードします。さらに、ファイル名「.hidrive」またはファイル拡張子「.webupload」のファイルは WebDAV によって同期されません。
- 一般的に、次のような状況下では、ファイルが Cloud Sync で同期されません。
- フォルダまたはファイルパスに NFD 文字または次の文字のいずれかが含まれている:
:\ / - ファイル名が次のいずれかで始まる:
._ ~.SYNOPPSDB - ファイル/フォルダ名は以下のいずれかの名前。
.ds_store、desktop.ini、@eadir、thumbs.db、.SynologyWorkingDirectory、#recycle、Icon\r、$Recycle.Bin、@sharebin、@SynologyCloudSync、cloudsync_encrypt.info、@ActiveBackup、ActiveBackupData、#snapshot、ActiveBackupForOffice365、ActiveBackupForGSuite - ルート フォルダの @tmp フォルダ内のフォルダまたはファイル。
- フォルダのパスまたはファイルのパスが 2,048 文字を超えている。
- ファイル名が 255 文字を超えている。
- フォルダまたはファイルが、マウント ポイントまたは外部ストレージ デバイスに位置している。
- フォルダまたはフォルダ下にあるファイルは、バインド マウントを使用してマウントされています。
- フォルダまたはファイルパスに NFD 文字または次の文字のいずれかが含まれている:
- 特殊なケースとして、次のような状況下では、ファイルは Cloud Sync で同期されません。
- Synology C2 Object Storage が以下の場合:
- フォルダのパスまたはファイルのパスが 1,024 文字を超えている。
- 単一のファイルのサイズが 5 TB を超えている。
- フォルダパスまたはファイルパスに次の文字が含まれている:
" < > | { ^ } % ` ] [ ~ # - フォルダ名またはファイル名が. または ..である。
- Hybrid Share が以下の場合:
- 単一のファイルのサイズが 768 GB を超えている。
- Alibaba Cloud OSS の場合:
- フォルダのパスまたはファイルのパスが 1,023 文字を超えている。
- 単一のファイルのサイズが 48.8 TB を超えている。
- フォルダ名またはファイル名が. または ..である。
- Amazon S3:
- フォルダのパスまたはファイルのパスが 1,024 文字を超えている。
- 単一のファイルのサイズが 5 TB を超えている。
- フォルダパスまたはファイルパスに次の文字が含まれている:
" < > | { ^ } % ` ] [ ~ # - フォルダ名またはファイル名が. または ..である。
- hicloud S3:
- フォルダのパスまたはファイルのパスが 255 文字を超えている。
- 単一のファイルのサイズが 1 TB を超えている。
- フォルダパスまたはファイルパスに次の文字が含まれている:
" < > | { ^ } % ` ] [ ~ # - フォルダ名またはファイル名が. または ..である。
- Backblaze B2:
- フォルダ名が次のような名前であるか、次の文字列が含まれる:.bzEmpty
- フォルダ名またはファイル名が 250 文字を超えている。
- フォルダのパスまたはファイルのパスが 1,024 文字を超えている。
- Baidu Cloud の場合:
- ファイル名の始めにピリオド(.)が使われている。
- ファイル/フォルダ名が次のような名前であるか、次の文字列が含まれている:
.baohe .cache - フォルダまたはファイル名に次の文字が含まれている:
* ?\ " < > | - ストレージ領域が 100 GB の制限に達しました。
- 単一ファイルのサイズが、Baidu Cloud メンバーシップの制限を超えました。
- Box の場合:
- 単一のファイルのサイズがアカウントの制限を超えている。
- ファイルの形式がbookmarkである。
- Dropbox および Dropbox チーム スペースが以下の場合:
- ファイル名が次のいずれかで始まる:
.dropbox.cache - ファイル/フォルダ名が.dropboxまたは.dropbox.attrであるか、含まれています。
- ファイルは 7 日以上アップロードされています。
- 単一のファイルのサイズが 350 GB を超えている。
- フォルダ数が5,000を超過(詳細)
- 暗号化されたチームフォルダ。
- ファイル名が次のいずれかで始まる:
- Google Cloud Storage の場合:
- 単一のファイルのサイズが 5 TB を超えている。
- フォルダパスまたはファイルパスに次の文字が含まれている:
* ? # [ ] \r \n - ファイル/フォルダ名が空白。
- フォルダのパスまたはファイルのパスが 1,024 文字を超えている。
- Google Drive または Google Shared Drive の場合:
- 単一のファイルのサイズが 5 TB を超えている。
- JD Cloud OSS の場合:
- フォルダのパスまたはファイルのパスが 1,021 文字を超えている。
- 単一のファイルのサイズが 19 TB を超えている。
- フォルダパスまたはファイルパスに次の文字が含まれている:
# % + - フォルダ名またはファイル名が. または ..である。
- MegaFon MegaDisk の場合:
- フォルダパスまたはファイルパスに次の文字が含まれている:
* ?" < > |
- フォルダパスまたはファイルパスに次の文字が含まれている:
- Azure Storage:
- 単一のファイルのサイズが 4.75 TB を超えている。
- フォルダ名またはファイル名が.synoemptyblobである。
- フル ファイルパスが 1,024 文字を超えている。
- ファイル名が 255 文字を超えている。
- Microsoft OneDrive の場合:
- ファイルの形式が note ドキュメントである。
- 単一のファイルのサイズが 250 GB を超えている。(デフォルト:100 GB)
- ファイル名がスペースで始まっている。
- フォルダが他人と共有されています。
- フォルダまたはファイル名に次の文字が含まれている:
:* ?" < > | \ /
- Microsoft OneDrive for Business の場合:
- ファイルの形式が note ドキュメントである。
- 単一のファイルのサイズが 250 GB を超えている。(デフォルト:100 GB)
- ファイル名がスペースで始まっている。
- ファイル名が 128 文字を超えている。
- フル ファイルパスが 308 文字を超えている。
- フォルダまたはファイル名に次の文字が含まれている:
\ / :* ?"< >| - フォルダまたはファイル名が次で終わる:
。 - フォルダやファイル名が次のいずれかに該当:
forms ~ - フォルダまたはファイル名に以下が含まれている:
_vti_
- Microsoft SharePoint Online に関しては以下の場合:
- 単一のファイルのサイズが 15 GB を超えている。
- ファイル名が 128 文字を超えている。
- フル ファイルパスが 308 文字を超えている。
- フォルダまたはファイル名に次の文字が含まれている:
\ / :* ?"< >| - フォルダまたはファイル名が次で終わる:
。 - フォルダやファイル名が次のいずれかに該当:
forms ~ - フォルダまたはファイル名に以下が含まれている:
_vti_
- OpenStack Swift 対応のクラウド サービスの場合:
- RackSpace
- RackSpace UK
- フォルダのパスまたはファイルのパスが 1,024 文字を超えている。
- フォルダパスまたはファイルパスに次の文字が含まれている:
?
- Tencent Cloud COS の場合:
- フォルダのパスまたはファイルのパスが 797 文字を超えている。
- 単一のファイルのサイズが 48.8 TB を超えている。
- フォルダのパスまたはファイルのパスに次の文字が含まれている。
?~ - フォルダ名またはファイル名が. または ..である。
- Synology C2 Object Storage が以下の場合:
- DSM の Cloud Sync では、コンテナで行われたファイル変更を即座に同期することができません。同様に、コンテナ上の Cloud Sync でも、DSM で行われたファイル変更を即座に同期することはできません。
- 同期させたくないファイル名を設定するとき、1つのファイル名が大文字で書かれていて、もう片方は同じ名前が小文字で書かれている場合(例えば、A.txt と a.txt)、Windows では同じ名前と見なされますが、Linux と Mac のシステムでは異なったファイル名と見なされます。
- Cloud Sync および以下のサービスは、OAuth 認証基準に従います。Baidu Cloud、Box、Dropbox、Google Cloud Storage、Google Drive、Google Shared Drive、MegaFon MegaDisk、Microsoft SharePoint Online、and Microsoft OneDrive。認証を完了するために、OAuth 2 は別のサーバー(Synology でホストされ、台湾にある)を必要とします。お使いの Synology NAS はお客様のアカウント パスワードを保存または維持しません。お使いのユーザー認証情報は、ファイルの転送と同期のみの用途で使用されます。Cloud Sync は、連絡先などの個人的なアカウント情報にアクセスすることや、公開することはありません。
- Cloud Sync は、単一のファイル サイズ制限を強制しません。パブリック クラウド サービスの許容範囲内でファイルを同期することができます。
- MegaFon Megadisk サポートにより、Synology NAS を Megadisk のバックアップ ストレージとして使用することができます。注意:場所や、さまざまな条件により、Synology NAS から Megadisk へのアップロード速度が制限されることがあります。このため、Synology NAS のバックアップ ストレージとして Megadisk を使用することはお勧めしません。
- Google Cloud Storage Nearline Storage Class は、頻繁に修正されないデータ用に設計されています。したがって、ファイルを編集または削除する場合、早期削除手数料が適用されることがあります。
- Google Cloud Storage にアップロードすると、Cloud Sync は、オブジェクトのバージョン管理はできなくなります。
- 1 個のファイルが、割り当てられたセグメント サイズを超えた場合は、Dynamic Large Objects を使用して OpenStack Swift がそのファイルをアップロードします。
- OpenStack Swift Container の名前は 255 文字以内である必要があります。また、「/」を含むことはできません。
- データ暗号化:
- データの暗号化を行うには、リモート ルート フォルダへの読み書き権限が必要です。
- 暗号化を有効にしたら、無効化を行うことや、パスワードの変更を行うことはできなくなります。
- NAS 上のローカル ファイルは暗号化されません。
- 暗号化キーは、各パブリック クラウド アカウントごとに 1 つずつあります。
- 暗号化を有効にすると、Cloud Sync がパブリッククラウドに、@SynologyCloudSync という名前のフォルダを作成します。そのフォルダ内のファイルは変更しないでください。
- 初めて使用するときには、[設定] に [エクスポート] ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、キーがエクスポートされ、安全な場所に保管されます。
- Amazon Infrequent Access Storage は、頻繁に変更されないデータ用に設計されています。したがって、ファイルの編集または削除を行う場合には、早期削除手数料が発生することがあります。
- Google Drive 同期タスクを [リモート チェンジのみをダウンロード] に設定すると、Google Docs のオフライン コピーの保存に、[Google オンラインドキュメントを Microsoft Office または jpeg フォーマットに変換する] を有効にすることもできます。オフラインの Office 文書に行った変更は、Google Docs には変換・更新されないことに注意してください。
- [高度な整合性チェックを有効にする] にチェックマークを付けると、Cloud Sync は、同期の結果の整合性チェックを拡張するために、パブリック クラウドと NAS 間で、各ファイルのハッシュ(ファイル サイズおよび最終更新時刻に加えて)を比較します。これには、より多くの時間とシステム リソースが必要になります。なお、これは、パブリック クラウドが詳細な属性に対応状況に依存します。詳しくは、ページの最下部を参照してください。
- Bucket name は次の条件に従う必要があります。
- Amazon S3 の場合:
- 名前は、3~63文字で指定してください。
- 名前の先頭は、小文字または数字でなければなりません。
- 名前には、小文字、数字、次のもののみを含めることができます。
。- - 名前に IP アドレスの形式(例:192.168.5.4)は使えません。
- 名前の先頭に xn-- は使用できません。
- Backblaze B2 の場合:
- 名前は、6~50文字で指定してください。
- 名前の先頭に b2- は使用できません。
- hicloud S3 の場合 および Amazon S3 と互換性のあるそのほかのクラウドサービス:
- 名前は、3~63文字で指定してください。
- 名前の先頭は、小文字または数字でなければなりません。
- 名前には、小文字、数字、次のもののみを含めることができます。
。-
- Alibaba Cloud OSS の場合:
- 名前は、3~63文字で指定してください。
- 名前の先頭は、小文字または数字でなければなりません。
- 名前には、小文字、数字、または - の文字のみを含めることができます。
- Tencent Cloud COS の場合:
- 名前は、50文字を超えないようにしてください。
- 名前の先頭または末尾に - は使用できません。
- 名前には、小文字、数字、または - の文字のみを含めることができます。
- JD Cloud OSS の場合:
- 名前は、3~63文字で指定してください。
- 名前は、小文字または数字で始まり、そして終わらなければなりません。
- 名前には、小文字、数字、または - の文字のみを含めることができます。
- Cloud Sync はファイルのアップロードとダウンロードについて、Amazon Infrequent Access (IA)、Reduced Redundancy Storage (RRS)、および S3 Standard をサポートしますが、ファイルのアップロードとダウンロードについて Glacier をサポートしません。
- Aliyun、Tencent、JD Cloud などのクラウドプロバイダは、ファイルのアップロードとダウンロードに Glacier をサポートしていません。
- 一般的に、リモートの対象先にあるフォルダは、次のような状況下では、ファイルが Cloud Sync にリストされません。
- フォルダに次の文字が含まれている:
/ \ - フォルダにフォルダ名がない。
- フォルダがスペースで終わっている。
- フォルダに次の文字が含まれている:
- Cloud Sync は Tencent Cloud COS V5 しかサポートしません。
- Synology NAS と Google Workspace My Drive 間でデータの同期を許可するには、Drive SDK API が Google Admin コンソールで有効化されている必要があります。
- Cloud Sync では、Azure ストレージのブロック BLOB データ型のみがサポートされます。
- Google Shared Drive には、最大 500,000 個のファイルとフォルダを含めることができ、最大 100 個のサブフォルダをネストできます。詳しくは、こちらを参照してください。
- Cloud Sync では、Google Drive 内の [私と共有済み]、コンピュータ、および [ショートカット] でファイルを同期することはできません。
- アップグレードされた Dropbox Business アカウント (チーム スペース) のチーム フォルダを同期するには、接続を作成するときに Dropbox チーム スペース を選択します。Dropbox で他のフォルダまたはメンバー フォルダを同期するには、Dropbox を選択します。
接続の管理
接続の作成に成功したら、接続情報の表示や変更を行うことができます。
接続を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [概要] タブで、[管理] をクリックし、以下のいずれかを行います。
- 同期を一時停止:同期を一時停止します。
- 同期を再開:同期を再開します。
- リンク解除:Synology NAS とパブリック クラウド サービスの接続を切断します。
- 接続を編集:パブリック クラウド アカウントの認証が削除されたり、期限が切れた場合、[接続の編集] をクリックすると、情報がアップロードされ再接続します。
スケジュール設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [スケジュール] > [スケジュール設定] を選択し、次の項目を設定します。
- [スケジュールの設定を有効にする] ボックスをチェックして、ファイル同期のスケジュールを有効化します。
- スケジュール グリッドを使用して、ファイル同期のスケジュールを設定します。
- 実行:選択された期間中にファイル同期が実行されます。
- 停止:選択された期間中にファイル同期はされません。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
注:
- 同期タスクは、停止モードに変わると消去されます。
接続の設定を編集する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] > [全般設定] を選択し、次の項目を設定します。
- 接続名:この名前は接続リストに表示されます。
- ポーリング期間:Cloud Sync がパブリック クラウドとの同期を完了すると、Cloud Sync は設定時間が経過した後に同期を再開します。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
注:
- ポーリング期間とは、パブリック クラウド上の変更およびローカル フォルダに対する変更に対して Cloud Sync がポーリングを行う頻度を意味しています。例えばポーリング期間を 1 時間と設定した場合、Cloud Sync は 1 時間に 1 度パブリック クラウドに接続し、ファイルの変更を検索します。最大ポーリング期間は、1 日(86,400 秒)です。
トラフィック制御を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] > [トラフィック制御] を選択し、次の項目を構成します。
- 最大アップロード速度
- 最大ダウンロード速度
- この値を 0 にすると、ファイル転送速度が無制限であることになります。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
注:
- トラフィック制御の設定は、パブリック クラウド接続全体に適用され、同時に転送されているすべてのファイルで共有されます。
Synology C2 Object Storage の詳細設定を管理:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] に移動し、[詳細設定] で以下を行います。
- アップロード部分のサイズを選択してください。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
S3 Storage 詳細設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] に移動し、[詳細設定] で次のいずれかを行ってください:
- ストレージクラスを選択します。
- サーバー側の暗号化を有効にする(AES-256)。
- アップロード部分のサイズを選択してください。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
Alibaba Cloud OSS の詳細設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] に移動し、[詳細設定] で次のいずれかを行います。
- サーバー側の暗号化を有効にする(AES-256)。
- アップロード部分のサイズを選択してください。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
OpenStack Swift 詳細設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] に移動し、[詳細設定] で以下を行ってください:
- セグメントのサイズを選択します。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
Backblaze B2 の詳細設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] に移動し、[詳細設定] で以下を行います。
- アップロード部分のサイズを選択してください。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
hicloud S3 の詳細設定を管理する
- 左側のパネルの接続リストから編集したい接続を選択します。
- [設定] を選択し、[ 詳細設定 ]で以下を行います。
- サーバー側の暗号化を有効にします (AES-256)。
- アップロード部分のサイズを選択します。
- [適用] をクリックして設定を保存します。
Tencent Cloud COS の詳細設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] に移動し、[詳細設定] で以下を行います。
- アップロード部分のサイズを選択してください。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
JD Cloud OSS の詳細設定を管理する:
- 左側のパネルの接続リストから、編集する接続を選択します。
- [設定] に移動し、[詳細設定] で以下を行います。
- アップロード部分のサイズを選択してください。
- [適用] をクリックして、設定を保存します。
同期タスク リストの管理
パブリック クラウド サービスに接続したら、同期タスクの表示、追加、削除、編集を行うことができます。
同期タスクを追加する:
- 左側のリストから接続を選択します。
- [タスク リスト] タブに移動します。
- [作成] をクリックし、ウィザードに従って新しい同期タスクを作成します。
注:
- 同期するフォルダを選択する場合、同じ接続で、すでに同期したものと同じディレクトリのフォルダは同期できません。
同期タスクを削除する:
- 左側のリストから接続を選択します。
- [タスク リスト] タブに移動します。
- 同期タスクを選択し、[削除] をクリックします。
注:
- タスクを削除した後、再びリンクするには、完全な再同期が必要になります。新規接続の接続を行う際には、Cloud Sync が既存のファイルを自動的に比較し、変更された部分のみをアップロード/ダウンロードします。
Cloud Sync の選択的同期の設定を管理する:
選択的同期は、ファイルのフィルタリングや、パブリック クラウド サービスに同期するフォルダの選択を行うことのできる Cloud Sync の機能です。選択的同期を活用すると、パブリック クラウド サービス上に必要なファイルのみを保管できます。また、その逆も同じように可能です。
- 左側のリストからパブリック クラウド サービスを選択します。
- [タスク リスト] タブに移動します。
- 同期タスクを選択し、[編集] をクリックします。
- [フォルダ] タブで、同期したいフォルダを選択し、[OK] をクリックして設定を保存します。
- [ファイル フィルタ] タブでは、以下のオプションを構成できます。
- ファイルの最大サイズを設定することで、特定のファイルが同期されないようにできます。
- 最大ファイル サイズは 1 ~ 10,240 MB の範囲で設定してください。「0」は無制限を意味します。
- ファイル名やファイルの拡張子を入力することで、特定のファイルが同期されないようにすることができます。同期したくないファイルまたはファイル拡張子にチェックを入れます。
- ファイル名:ファイル名の長さは、最長 255 文字です。
- ファイル拡張子:*.拡張子を表に追加します。例:*.iso。ファイルの拡張子の長さは、最大 255 文字です。
- ファイルの最大サイズを設定することで、特定のファイルが同期されないようにできます。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
同期方向を変更する:
- 左側のリストからパブリック クラウド サービスを選択します。
- [タスク リスト] タブに移動します。
- 同期タスクを選択し、[タスク設定] をクリックします。
- [設定] タブで以下のいずれかを設定します。
- 同期方向:同期は、[双方向]、[リモートでの変更のみをダウンロードする]、または [ローカルでの変更のみアップロードする] のいずれかを選択します。
- 必要に応じて、[同期元フォルダでファイルを削除しても同期先フォルダではファイルを削除しない] をチェックします。
注:
- デフォルトでは、Cloud Sync は新しく追加されたファイルやフォルダすべてを同期します。
DSM システム トレイから Cloud Sync を管理する
Cloud Sync をインストールして起動した後は、パッケージ アイコンが DSM システム トレイの右上の角に表示されます。Cloud Sync を容易かつ効率よく管理することや、システム トレイから次の操作を実行することができます。
- 最近変更したファイルの監視。
- 転送速度と現在の転送の進捗状況の表示。
- 接続の一時停止または再開。
- ペアリングした同期フォルダを開く。
- Cloud Sync の起動。
設定
管理者は左上の [管理者制御] の [設定] アイコンをクリックし、Cloud Sync データベースの場所、最大同時アップロード/ダウンロード数、維持する最大ログ数の指定や、管理者モードへの切り替えを行うことができます。
データベースの場所を指定する:
- [データベースの場所設定] ドロップダウン メニューでボリュームを選択します。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
同時アップロード/ダウンロード数を指定する:
- [同時アップロード/ダウンロード数] ドロップダウン メニューで数字を選択します。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
履歴ログの最大記録数を指定する:
- [最大記録] フィールドで、5 から 100,000 の数字を入力します。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
管理者モードを有効化する
- [管理者モード] ドロップダウン メニューで [有効化] を選択し、すべての Cloud Sync ユーザーの接続を管理します。概要の[ユーザー アカウント] または [クラウド タイプ] で、これらの接続の順を指定できます。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
上級ユーザー向け
確実にファイルやフォルダを同期させるには、次の点に注意してください。
パブリック クラウドのサポートされているファイルの属性
プラットフォーム | ファイルのハッシュ | 最終変更時間 |
---|---|---|
Synology C2 Object Storage | O (md5) | X |
Alibaba Cloud OSS | O (md5) | X |
S3 Storage | O (md5) | X |
Backblaze B2 | O (sha1) | O (1) |
Baidu | O (md5) | X |
Box | O (sha1) | O |
Dropbox | X | O |
Dropbox チーム スペース | X | O |
Google Cloud Storage | O (md5) | O (1) |
Google Drive | O (md5) | O |
Google Shared Drive | O (md5) | O |
hicloud S3 | O (md5) | X |
HiDrive | X | X |
JD Cloud OSS | O (md5) | X |
MegaFon MegaDisk | O (md5) | O |
Azure Storage | O (md5) | O (1) |
Microsoft OneDrive | O (sha1) | O |
Microsoft OneDrive for Business | X | X |
Microsoft SharePoint Online | O (QuickXOR) | X |
OpenStack Swift | O (md5) | O (1) |
Tencent Cloud COS | O (md5) | X |
WebDAV | X | X |
Yandex | X | X |
1:これらのパブリック クラウド プロバイダは、最終変更時間の属性の更新を許可していません。ただし、Cloud Sync のようなサードパーティ アプリ用のカスタム ファイル属性フィールドを提供しています。Cloud Sync は、カスタマイズしたファイル属性フィールドに最終変更時間を保存します。これは、Cloud Sync の最終変更時間がパブリック クラウド Web インターフェイスやその他の同期クライアントで更新されないことを意味します。
注:
- ファイル システムの制限により、Synology NAS 上でデータを修正後、クラウド サービスと Synology NAS 上のディレクトリの 前回の修正時間 が違うことがあります。
- Box、Dropbox、Google Drive、MegaFon MegaDisk、および OneDrive のみが、第三者が前回の修正時間を更新することを許可しています。これは、他のパブリック クラウド サービスの前回の修正時間は常に、ファイルがアップロードされた時間になる、ということを意味します。
- ハッシュの値は、マルチパート アップロード経由で S3 Storage、Alibaba Cloud OSS、Tencent Cloud COS または JD Cloud OSS にアップロードされたファイルには使用できません。
- ハッシュの値は、Dynamic Large Object アップロード経由で OpenStack Swift にアップロードされたファイルには使用できません。
- ハッシュ値は、b2_upload_part アップロード経由で Backblaze B2 にアップロードされたファイルには使用できません。
- Cloud Sync は、Google Cloud Storage の md5 ハッシュを使用します。コンポジット オブジェクト の crc32 ハッシュは適用されません。
- 同時アップロード/ダウンロードの数を増やすと、ネットワーク リソースの条件が許可する場合には、同期のパフォーマンスを高めることができます。
パブリック クラウド サービスに同期されない Metadata:
- UNIX 読み込み/書き込み権限および実行権限。
- Windows ACL。
- Mac の拡張属性。
- フォルダが前回変更された時間。
- ファイルの最終変更時間(Baidu Cloud、Microsoft OneDrive for Business、Amazon S3、WebDAV、Yandex、Alibaba Cloud OSS、Tencent Cloud COS、および JD Cloud OSS が対象)。
競合するコピーに対するデフォルトの操作:
ローカル Synology NAS とリモート パブリック クラウド アカウントの両方で、ファイルまたはディレクトリが同時に変更された場合には、Cloud Sync はローカルの変更を可能な限り維持しようとします。また、クラウド サービスがバージョニングに対応している場合は、リモートでの変更は 1 つのバージョンとして保存されます。
次のクラウド サービスは、Synology NAS がシステム ハイバネーションに切り替わらないようにします。
- Amazon S3 対応クラウドサービス(Amazon S3、hicloud S3)
- Alibaba Cloud OSS
- Backblaze B2
- Google Cloud Storage
- JD Cloud OSS
- MegaFon MegaDisk
- Azure Storage
- OpenStack Swift 対応クラウド サービス(RackSpace、RackSpace UK)
- Tencent Cloud COS
- WebDAV
システム ハイバネーションに影響を及ぼす可能性のあるサービスについての詳細は、この FAQ を参照してください
Cloud Sync が Baidu Cloud から同じファイルをダウンロードし続けるのはなぜですか?
ファイルを Baidu Cloud にアップロードすると、Cloud Sync は両側のファイルのハッシュを比較して整合性を確認します。多くの場合、Baidu は不正なハッシュ値に反応するため、Cloud Sync はこのパブリック クラウド上のファイルと Synology NAS 上のファイルの検出を試行します。そのため、Cloud Sync はバージョンの調整を試行し、再び同期を行うことから、同じファイルを繰り返しダウンロードしてしまいます。
バックアップと復元
[Hyper Backup] を使用して、Cloud Sync をバックアップして、以前のバージョンに復元することができます。
Cloud Sync をバックアップする:
- [Hyper Backup] > [作成] > [データ バックアップ タスク] に移動して、バックアップ タスクを作成します。
- バックアップ ウィザードに従い、バックアップするためのアプリケーションを選択するよう指示されたら Cloud Sync を選択します。
- バックアップ タスクが完了したら、現在のタスクおよび設定はすべてバックアップされます。
Cloud Sync を復元する:
- [Hyper Backup] > [復元] > [データ]に移動し、対象のバックアップ タスクを復元します。
- 復元タスクが完了したら、バックアップされたタスクと設定が復元されます。既存のタスクおよび設定は上書きされます。
Cloud Sync が他のクラウド サービス PC のアプリケーションよりも遅いのはなぜですか?
次のような制限により、Cloud Sync ではパブリック クラウド サーバーとのファイル同期が、公式の PC アプリケーション(Dropbox や Baidu など)よりも遅くなる場合があります。
- Cloud Service プロバイダによる速度制限:このトピックに関連した情報を発信しているパブリック クラウド サービスのプロバイダはありません。ただし、パブリック クラウド サーバーは専用の tunnel/プロトコルを介して、公式の PC アプリケーションと通信しているか、サーバーにアクセスしているサードパーティのアプリケーション(Cloud Sync など)に定期的に帯域制限をかけている可能性があります。
- 増分アップデートなし:ファイルが修正される度に、たとえ一部の修正が行われただけの場合であっても、Cloud Sync は毎回ファイル全体を再ダウンロードして同期する必要があります。しかし、Cloud Service プロバイダが提供する PC への公式アプリケーションは、修正されたコンテンツのみの直接的なダウンロードと同期をサポートします。これにより同期に要求される時間が減ります。
- ローカル ネットワークの同期なし:一部のパブリック クラウド サービスのプロバイダは、同じローカル エリア ネットワーク(LAN)内の既存のクライアントから 1 つのクライアントにファイルを取得させることのできる、LAN 同期を提供しているため、同期速度が飛躍的に高まります。ただし、LAN 同期はクライアント コンピュータに通知せずに、そのコンピュータのファイルにアクセスします。そのため、セキュリティ上の脆弱性が発生する可能性があります。このため、Cloud Sync には、この機能は含まれていません。
上記のような制限がありますが、Cloud Sync の同期性能の向上は継続されます。また、Synology NAS の安全性とセキュリティも維持されます。