アーカイブの設定

[アーカイブの設定] ページには、ログ センターから受信したログをどのように、またどこにアーカイブするかを設定するためのオプションがあります。 次のオプションを使って、ストレージ場所と、ログのアーカイブを自動的に作成するための規則を作成してください。

アーカイブの保管場所

「保管場所」とは、ログ センターから受信したログを保管し、アーカイブするためのフォルダを意味します。 [場所の選択] をクリックして、フォルダを選択してください。

Synology NAS のローカル ログを同じストレージ場所にアーカイブするには、[ローカル ログを上で指定した保管先にアーカイブ] にチェックマークを付けてください。 ほとんどの場合、こうすることでローカル ログにより多くのストレージ領域を提供することができるため、より完全なシステム ログを維持することが可能になります。

注:

ローカルログ(システム、接続、ファイル転送ログ)は、ストレージが制限されているシステム パーティションに保存されます。 [ローカル ログを上で指定した保管先にアーカイブ] を有効にすると、アーカイブ規則に基づいてすべてのログが指定した保存先にアーカイブされます。 アーカイブしたローカル ログを参照するには、[ログ アーカイブを開く] を選択し、[SYNOSYSLOGDB__LOCALARCH.DB] を選択します。

アーカイブ規則

ログは、アーカイブ規則セクションで定義した条件に基づいて、自動的にアーカイブされます。 ログ データベースのサイズが指定したサイズに到達した時、ログの数が指定した数に達したとき、またはログが一定の時間を経過した場合は、ログを自動的にアーカイブすることができます。

アーカイブ ログ機能を有効化していない場合、蓄積したログがログ データベースの最大保持可能ログ数を超過すると、以前のログは削除されます。 下記の表を参照して、各プロトコルの最大保持可能ログ数を調べてください。

プロトコル 最大保持可能ログ数
AFP 20,000
File Station 20,000
FTP 20,000
SMB 100,000
WebDAV 20,000

アーカイブフォーマット

このセクションには、次のオプションがあります。

  • ログをデフォルトのフォーマットの他にテキスト フォーマットとしてもアーカイブする:デフォルトの SQLite ファイルに加え、書式なしファイルとしてアーカイブを保存します。
  • ログ アーカイブを圧縮:ログ アーカイブを圧縮した ZIP ファイルとして保存します。
  • デバイス毎にログを個々にアーカイブする:Synology NAS にログを送信する各クライアント デバイス毎に、個別のアーカイブを保存します。
アーカイブの保管場所
アーカイブ規則
アーカイブフォーマット