台湾、台北—2021年12月9日—Synologyは本日、同社のオールフラッシュサーバーラインナップの最新機種としてFlashStation FS2500を発表し、同時にSSDポートフォリオをSAT5210、SNV3410、SNV3510ドライブでアップデートすることを発表しました。
FS2500は仮想マシンやポストプロダクション業務など、高速で低遅延のストレージが必要となるビジネスITアプリケーション向けに設計されています。小型の1Uサイズの筐体には12台の2.5インチSATAベイが収まり、豊富な容量を提供し、設置も簡単です。
「新しいFS2500は、分散コンピューティングでの需要の高まりに対応したものです。」と、Synologyの製品マネージャであるJulien Chenは語ります。「これは接地面積が小さいため、エッジやモバイルアプリケーション用に配備できる多用途なソリューションとなります。」
このユニットは最大170,000/82,000を超える4Kのランダム読み取り/書き込みIOPSの性能1をもち、組込みのデュアル10GbEポートに加えてさらに10/25GbEの拡張も可能です2。
DiskStation Manager (DSM) オペレーティングシステムを搭載したFS2500は、信頼性とメンテナンスし易さを考慮して設計されています。自動ドライブ修復、ストレージ重複排除3、リモートバックアップ機能と組み合わせられるスナップショットなどの高度なストレージ機能により、データおよびサービスの可用性を確保します。
信頼性と持続的な性能面のますます厳しくなる要求に対応すべく昨年発表されたSynologyのSSDドライブ ラインナップは、要求の高いさまざまなシナリオでIT業務を強化する信頼性の高いソリューションであることが実証されています。
「サプライチェーンに混乱が生じている中、ベンダーが部品の入れ換えを開始していることは当然と言えます。」と、Chen氏は語ります。「エンドユーザーにとってこれはしばしば、実際に手にする製品の仕様について、不確実性が残ることになります。しかし、当社のSSDでこのようなことはなく、厳格な検証手続きとテストによって当社システムとの最適な動作が保証されます。」
Synologyのドライブは各ストレージシステムを担当する全てのエンジニアと協力して設計されているため、ハードウェアとソフトウェアが完全に統合されており、他ではなし得なかった新しい機能と最適化を実現しています。
SAT5210 SATA SSDおよびSNV3410/3510 M.2 NVMe SSDは、オールフラッシュストレージとキャッシングにおいて、クラス随一の一貫性と信頼性の高いパフォーマンスを発揮します。ライフタイム分析4 は、実際のワークロードに基づいて行われ、ITチームにより正確で便利な判断材料を提供します。将来のファームウェア更新5 も、Synology DSMから直接提供されるため、停止は最小限となります。
フォームファクタ | 2.5インチ (SFF) | M.2 2280 | M.2 22110 |
インターフェイス | SATA 6Gb/秒 | NVMe PCIe 3.0 x4 | |
容量 | 480 GB、960 GB、 1,920 GB、3,840 GB | 400 GB | 400GB、800GB |
テラバイト書き込み (TBW) | 最大 8,533 | 491 | 最大 1,022 |
停電防止 | あり | - | あり |
ライフタイム分析4 | あり | ||
ランダム読み取り/書き込み性能6 | 最大 98,000/67,000 IOPS | 225,000/45,000 IOPS | 最大 400,000/70,000 IOPS |
保証 | 5 年間限定保証7 |
Synology FlashStation FS2500、SAT5210 SATA SSD、SNV3410/3510 M.2 NVMe SSDは現在、Synologyの販売代理店やパートナーからご購入いただけます。
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