台北(台湾)‐ 2020年12月11日 ‐ Synology Inc. は本日、次世代の 8 ベイ NAS を発表しました。DS1821+ は、大容量で高性能なデータ管理とストレージのために設計されたソリューションです。アプリケーション、多彩な機能、ストレージの拡張性により、コンテンツクリエーターや企業はファイルを簡単に保存して保護できます。
「データ量の成長に伴い、お客様はパフォーマンスと容量に対する要求を満たすソリューションへの期待も高まっています」と、Synology の製品マネージャー Julien Chen は語っています。「DS1821+は、要求の厳しいマルチユーザー環境でも対応可能な多機能なストレージ ソリューションを求めるお客様向けに特別に設計されています。」
DS1821+ は、DS1621+に次ぐ2番目の、強力なクアッドコア AMD RyzenTM プロセッサを採用する Synology Plus シリーズです。この新しいプロセッサは、従来機種に搭載したプロセッサ1 の2倍以上のコンピューティングパワーを備え、Synology Drive、Moments などで、パフォーマンスが大幅に向上し、応答時間が短縮されます。
Synology SNV3400 NVMe SSD スロットを2基装備することにより、キャッシュを作成し、一般的にアクセスされるデータに対してランダム スループット パフォーマンスを 20 倍以上向上させることができます。オプションの PCIe 10GbE NIC2 を追加することにより、ネットワーク パフォーマンスが向上し、毎秒 2312.97 MB のシーケンシャル読み取りと毎秒 1149.89 MB のシーケンシャル書き込み3 を達成します。
DS1821+ は8ベイのモデルで、拡張ユニット DX517 を2台接続することにより、18ベイまで拡張可能です。Synology DiskStation Manager (DSM) を搭載し、JBOD/RAID0/1/5/6/10 に対応する以外に、Synology Hybrid Raid (SHR)にも対応します。SHRにより奇数台数のドライブでアレイを構成し、ストレージの可能性を最大限に引き出すことができます。
DSM は、デバイスのセットアップ後にストレージ容量をアップグレードする簡単な方法を提供します。サービスの中断や時間のかかる手動プロセスの必要なく、新しいドライブを追加してアレイを簡単に拡張できます。5RAID オプションも同様に、SHR-1 (ドライブ1台の冗長性) からSHR-2 (ドライブ2台の冗長性) など、より低い保護レベルから高いレベルにアップグレードできます。6Synology のバックアップおよび復元ソリューションは、パッケージセンターで提供されているパッケージにより、外部デバイス上に保存されているデータと、DS1821+ に保存される両方のデータを保護します。
IT インフラストラクチャを保護するため、Active Backup Suite は、バックアップを効率よく一元管理できるソリューションを提供し、Windows および Linux ベースの PC とサーバー、VMware、Hyper-V ハイパーバイザー上の仮想マシン、および Google Workspace 、Microsoft 365 SaaS プラットフォームに対応します。
Snapshot Replication は、スケジューリング可能な特定時点の復元ポイントを作成して、共有フォルダや iSCSI LUN に対する意図しないファイル編集やランサムウェアによる暗号化を簡単にロールバックできます。Synology Hyper Backup は一度設定しておけば、データを別の Synology NAS、USB ドライブ、Synology C2 クラウド ストレージ、その他のパブリック クラウド プロバイダにスケジュール通りに自動的にバックアップできます。DS1821+ は、世界中の Synology の販売代理店やパートナーからご購入いただけます。
Synology は、データ管理の最前線に立ち、進化し続けるテクノロジーを革新および採用しながら、新たな可能性を提案し続けています。データ ストレージとバックアップ、ファイル コラボレーション、ビデオ管理、ネットワーク インフラストラクチャ向けのソリューションに止まらず、すべて1つの目標を念頭にして、世界中のビジネスのデジタル化を推進しながら、IT 管理を簡素化する一元化されたプラットフォームを提供します。