- システム全体のサーバー管理および状態監視サービスにより、複数のサーバーを容易に管理
- グループ ポリシーにより、大規模なサーバーのセットアップと管理の労力の軽減
- すべての管理対象サーバーを最新の状態に保つための一元化された通知とシステム更新リマインダー
- ストレージの使用状況を即座に更新することによる効率的な異常検出
- きめ細かなサーバー情報の表示による管理作業の簡素化
Central Management System
機能
仕様
- 1 つの CMS ホストで最大 10,000 台のサーバーを管理できます (対応数は製品モデルにより異なります)
- 柔軟なサーバー追加プロセスを提供しています
- IP アドレス、QuickConnect、FQDN を介して複数のサーバーを追加またはインポートしたサーバーリストから追加できます
- サーバー追加プロセス内の管理対象サーバーに DSM をインストールできます
- 管理対象サーバーの情報 (ネットワーク、ボリューム使用状況、ドライブ詳細、パッケージなど) を一元管理して表示します
- 管理者は管理対象サーバー上で既定のアクション (サーバーのシャットダウン、再起動、LAN上でのスリープ解除など) を実行できます
- サーバー グループの作成とグループ ポリシーのカスタマイズ (ファイル サービス、ネットワーク設定、ディレクトリ サービスなど) の許可と、サーバー グループ全体へのポリイー設定を適用できます
- 管理者による、サーバー全体のレベル、グループ レベル、または個々のサーバー レベルでの管理ポリシーのカスタマイズ
- CMS ホストで特定のユーザーまたはグループに管理者の権限を委託して、代表ユーザーに特定のサーバーまたはサーバー グループを管理させることができます
- ストレージ プール (DSM 6.1上の RAID Group/ディスク グループという名前)、ボリューム、ドライブ、共有フォルダのステータス表示
- CMS ホストとすべての管理対象サーバーの通知を一元化することにより、さらに管理用に通知をエクスポートできるようにします
- CSV または HTML 形式でエクスポート可能な管理対象サーバーのイベント ログを記録します
- DSM とパッケージの更新に関する自動アラームを提供し、管理者は重要な更新のみを受け取るように設定を構成し、すべての管理対象サーバーを一元的に更新できます
- 管理対象サーバー上の DSM とパッケージをバッチで更新できます
- マネージドサーバー上のパッケージの状態監視をサポートします
- 管理対象サーバー上のファイルサービスの状態監視をサポートします (SMB、AFP、FTP、FTPS、NFS、SFTP、SSH、Telnet、rsync)
- HTTPSでCMSホストに接続されているマネージドサーバー上でカスタムスクリプトの実行をサポートします
- Hyper Backup による CMS パッケージのバックアップと復元サポートをサポートします
制限
- 管理対象サーバーのサポート対象 DSM バージョン:DSM 6.2 以降。次の点にご注意ください。
- DSM 7.0以上を実行しているマネージドサーバーだけがカスタムスクリプトをサポートします
- DSM 7.0以上を実行しているCMSホストおよびマネージドサーバーだけがHyper Backupによるバックアップと復元をサポートします
- CMSホストは、重要なDSMアップデートとパッケージ更新を管理するために、DSM 6.2.4 (またはそれ以降) と CMS 2.1.4 を実行する必要があります
- 各 Synology NAS は、管理のために 1 つの CMS ホストにのみ追加可能
- ユーザーの特権に合わせた委任管理者の管理レベル
- 管理者グループに属するユーザーは、すべての管理対象サーバーの設定を表示および変更が可能
- 管理者グループに属していないユーザーは、管理アクセス許可が委任されている管理対象サーバーの設定のみの表示および変更が可能
- 再起動とシャットダウンの動作は、Synology High Availabilityクラスターに属するマネージドサーバーには適用できません