以前よりSynologyをストレージとして利用(RS4017xs+およびFS3400)しており、管理UIの使いやすさなどに好感を持っていたが、VFXやCG制作は常に膨大なスペースを必要とするため、ストレージスペースは十分とは言えず、常にストレージスペースの確保には苦しんでいた。
VFXやCG制作の現場では、完成したデータだけでなく、素材となる画像や動画データなども大量に必要としており、さらに同時に複数のプロジェクトを進行することも多く、いかに保管スペースを確保するかといったことも課題として抱えてしまっていた。
決して余裕があるとは言えないスペースのやりくりとして、作業が終わったデータから順に削除していくなどの工夫を余儀なくされていた。
また、削除にあたっても、やみくもに削除していけばよいというわけではない。誤ってデータを削除してしまえば、アーティストの何十時間もの仕事が無駄になってしまうリスクもあるなど、常にプロジェクト進行を把握している管理者でないと対応できず、その管理も工数に上乗せされてしまっていた。
さらにアーティスト自身にもこまめにデータ管理するようリマインドする必要があり、その手間にも負担をかけてしまっていた。