はじめに
デモ、製品の推奨事項、展開に関するアドバイスを専門家にお問い合わせください。
柔軟な拡張性
ハイブリッドストレージソリューション
シームレス
リモートコラボレーション
Hybrid Shareのおかげで、才能ある人材をローカルに限定せず、グローバルに採用できるようになり、より多くの問題を解決できるようになりました。
Jeff Grant、Global Head of Production and Technology、Andresen Digital
課題
世界中の社員がプロジェクトで共同作業を行うことが多いAndresen社では、遠隔地で働く社員が常に最新の作業ファイルにアクセスできるようにすると同時に、各拠点間でデータの一貫性を確保する方法が必要でした。特に、複数の社員がサードパーティツールを使ってひとつのファイルで共同作業する際に、編集作業が競合しないことが重要でした。
さらに、Andresen社の顧客はデータセキュリティに強い関心を持っており、ソリューションには不正アクセスに対する強力な保護と、きめ細かく強力なアクセス権限管理が必要でした。進行中の作業が失われないようにするため、データ保護機能が組み込まれていることも必要条件でした。
ソリューション
Synology SAシリーズのデュアルコントローラーサーバーがAndresen社のサンタモニカ、サンフランシスコ、ワルシャワにあるオフィスに中央ファイルサーバーとして配備されました。そして、遠隔地にいる社員に向けには、小型のSynology DS220+やDS923+などのデスクトップサーバーを配備することで、プロジェクト期間中に高速なローカルファイルアクセスを提供することに成功しました。
また、プロジェクトに携わる全社員が最新のプロジェクトファイルにアクセスでき、バージョン間の競合を起こさないよう、Synology Hybrid Shareが複数拠点間での同期ソリューションとして活用されています。同じHybrid Shareフォルダを各拠点のローカルデバイスでマウントすることで、共同作業者は同じ名前空間の一員となり、常に正しいファイルで作業することができます。
同社では、世界中のユーザーとデバイスの管理にAzure Active Directoryを使用しており、すべてのSynologyソリューションを同じドメインに追加しました。これにより、クラウド経由で同期中の間でも、管理者はアクセスコントロールリスト (ACL) を用いて本社から一元的にすべてのデバイス、フォルダ、ファイルのアクセス権限を管理できます。
進行中の作業を保護するため、Andresen社ではHybrid Shareに組み込まれているスナップショット機能を用いて、編集中のファイルの一時点のバージョンを毎日作成しています。データ損失や誤った変更が発生した時には、管理者はウェブベースのC2 Storage Explorerを用いて複数のバージョンを表示し、個々のファイルのコピーを過去の時点に遡って取り出すことができ、予期せぬ事態が発生した場合でも、1日分以上の編集が失われることはありません。
利点
SynologyはAndresen社に対し、同社の急成長に遅れを取らないスケーラブルなハイブリッドソリューションを提供しています。また、同社が世界中で才能ある社員を採用する中、Hybrid Shareのグローバルで単一の名前空間が、複数拠点間での共同作業とシームレスなデータ共有を可能にします。
頻繁にアクセスされるファイルやピン留めされたファイルに対するHybrid Shareのローカルキャッシュにより、プロジェクトの各作業者はプロジェクトの他の作業者との同期が保たれている中で、ファイルにローカルLANのスピードでアクセスできます。これにより、帯域幅の制約や複雑なバージョン管理により生産性が失われることはありません。
また、Windows ADとの統合で既存のアカウントと管理ツールを使用することができ、Synology製ハードウェアとHybrid Shareの両方を簡単に導入することができました。さらに、集中管理により、Andresen社は権限管理やその他の日常業務にかかる時間を節約できました。
1949設立のAndresen Digitalは、カリフォルニア有数の有名ブランド向けにデジタルイメージング、クリエイティブタッチング、その他のプリメディアサービスを提供しているアメリカのクリエイティブスタジオです。
カリフォルニアのサンタモニカとサンフランシスコ、ポーランドのワルシャワにオフィスを構え、数十人の現場社員とリモート社員を統括しています。
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